【フリースクール特別授業の感想】いつも考えない部分の自分がのぞけた。

学研のサポート校WILL学園 さいたまキャンパス様にて、「カラーセラピー 自分の心の声を聴こう」という授業を担当させていただきました。 

フリースクールということで、中学1年生から高校3年生までの男子・女子、12名の生徒さんにカラーセラピー体験をしていただきました。 

実際にグループになってお話を聴いていただく体験をしてもらうので、傾聴の説明も必要になります。 
聴き方によってお話のしやすさが変わります。 
傾聴の講師をしていますので、普段の生活の中でも、どんな風に聴いてもらうと嬉しいか、どんな風に聴くと相手が話しやすくなるかも体感していただくワークを取り入れました。 

傾聴の基本中の基本、 うなずき・あいづちの仕方の練習をまずペアでやってもらい、今日話したことはSNSに書かない、外で話さないなどの守秘義務の約束をしていただき、そのあとにカラーセラピー体験をしてもらいました。 

実際カラーセラピーをしていただく時に、色を選んでもらい、自分の気持ちをあらわしているカードを選んでもらい、その後になぜそのカードを選んだかを話してもらいます。 
グループの人は、その話している人のお話を傾聴します。 
そして話したことに対しての感想をシェアしていただきました。 

生徒さんたちは、改めて自分の気持ちを知る機会になったようです。 

掲載OKをいただいた7名の生徒さんの感想を掲載させていただきます。 

普段話す機会のない自分の気持ちや考えを少しでも話せて心が軽くなりました。
自分の気持ちを色で表すのも楽しくて、カラーセラピストって何だか素敵だなと思いました。その時々で色は変わっていると思うので、またやってみたいです。 

カラーセラピーを体験してみて、いつも考えない部分の自分がのぞけた気がしました。周りの人の悩みや思っていることも聞けました。
最初は「カラーセラピーってなんだろう」くらいでしたが、今回体験してみてとても興味がわきました。 

今回初めてカラーセラピーを体験しました。自分の思っていることを話したのは久しぶりで、こういう場でなければ話せないことも多くあると思います。
先生は日によってかわると言っていたので、定期的にやれば比較が出来て面白いと思います。
自分の話を聞いてもらうのは、改めて嬉しく感じます。
少し自分の心を聞いてみようと思います。 

今自分が何を思い、何を考えているかをよく確認できた気がします。
現状の気持ちはあきらめてばかりだったので、気持ちをあらためてやっていこうと思った。  

直感で色を選んだのにもかかわらず、意外と自分の状態とリンクする部分があって面白かったです。 

今回のカラーセラピーのことに関して、すごく当たっているところもあれば、まぁぜんぜんと思うところもあり、直感で選んでいても結構当たりました。
最初は半信半疑だったんですけど、面白いなぁと思いました。
所々適当にやろうとしましたが、面白かったので真面目にでき良かったです。 

私は赤を選んだのですが、自分はあまり積極的じゃないので、これから先積極的にならないと何事もできないんじゃないのかなと思いました。
今まで積極的になれていなかったので、これからは積極的に何事も行っていこうと思いました。 

みなさんそれぞれに、なにかしら感じていただけたような気がしています。 

 

先生方からも、普段の会話ではこんな風に心の中のことを話すことが少ないので、とても良い機会になったと感想をいただきました。 

私自身、普段関わらせていただくお客様は大人の方がほとんどです。 

だけど、このようになかなか自分の気持ちを外に出す機会が少ない子供たちに対して、カラーセラピーがとても有効なのではないかなと思いました。 

子供の頃から、自分の思いを抑え続けた生活をしていると、大人になってからもどうしても自分はどう思っているのか、どう感じているのかがわからないままになってしまいます。 

子供のころから少しでもこういう機会に触れていただき、 

「自分の気持ちはここにちゃんとある」 

ということに気付くお手伝いをさせていただきたいなという思いがフツフツと湧き出てきました。 

私自身が、数年前まで周りを優先、自分をないがしろにする生活をしてきて、カラーセラピーや傾聴に出会い、毎日楽に生きられるようになりました。 

その経験があるからこそ、少しでも自分の心の声を聴くお手伝いが出来れば嬉しいなと思います。 

中学生や高校生の時に、

「あなたがあなたでいること、私が私でいること」

があたりまえになっていると、自分も人ももっともっと認められるようになると思います。 

争いも少なくなると思います。
世界はもっと平和になると思います。 

 

今回お会いした生徒さんたちが、少しでも自分を生きることができますように。 

 

あなたがあなたでいられますように。